番組紹介
ジェボク(コ・ソヨン)は、苦労人だがどこにでもいる普通の主婦。息子と娘、そして子供たちに優しく家庭的だが旦那としては頼りがいのない夫ジョンヒ(ユン・サンヒョン)と幸せに暮らしていた、はずだった。ある日、信じていた夫の浮気発覚を機に、その生活は掛け違えたボタンのようにだんだんと崩れていく。ジョンヒが起こしたとされる謎多き傷害事件を調べていた弁護士ボング(ソンジュン)は何者かに襲われ、被害者も行方をくらます。これらは本当にただ偶然なのだろうか…?親切な大家だと思っていたウンヒ(チョ・ヨジョン)がの笑顔の裏にあるジュンヒへの激しい愛とジェボクの憎しみ。そして次第にボングに引かれていくジェボクの秘めた愛。二組の男女の愛憎の果てにあるものは?
チョ・ヨジョンはこれまで「離婚弁護士は恋愛中」「ロマンスが必要」などのラブコメでヒロインを演じており今回のうってかわった敵役ぶりは必見。
日本語字幕放送・全26話
出演者・スタッフ
【キャスト】
シム・ジェボク(演:コ・ソヨン)
「ブルーフィッシュ」
「裸足の青春」
「母さんの海」
「幸福の始まり」
「銭の戦争オリジナル」
高校時代までの彼女の夢は検事!貧しい家庭で育ち、高校時代からアルバイトをしながら法学科に合格したが、彼女の父が思わぬ事件に巻き込まれ、家計はさらに貧しくなり、初恋チャ・ギョンウとも別れる。そんな中、校内バンドの人気絶頂のイケメンギターリスト、ク・ジョンヒと交際をはじめ、子供ができてしまったのが大学4年(2005年)。紆余曲折の末、ジョンヒと結婚して息子ジヌクを産んでやっと幸せになれると思いきや、舅の会社が倒産し、夫ジョンヒの学費を稼ぐためにまたもアルバイトを転々する。でも今はジョンヒが建設資材会社の正社員として働いていて、ジェボクは法律事務所で補助として働きながら、正社員採用を控えていたのだが…。おばさんであるとの理由で首になったことをはじめ、ジョンヒが暴力事件に巻き込まれて拘束され、さらにはジョンヒが不倫までしていることを知り、人生最大の危機に陥る。彼女をだましてきたジョンヒを信じてあげるのもおかしいけど、自分は絶対に暴力をふるってないと言う夫を、二人の子どもの父を助けるために、弁護士を探すのだが、そこで再会したのが、首になることを知っていながらも、彼女をこき使った弁護士カン・ボング!あんな人に事件を任せるよりは一人で解決した方がいいと思い、ボングを断るが、ボングの活躍でジョンヒの冤罪を晴らす。しかし子供が二人もいるとの理由で、引っ越し先の大家から契約を破棄され焦っているなか、インターネットで知り合った友達‘青いバラ’の紹介で豪邸の2階を借りることになる。幸いなことに優しい大家イ・ウンヒにも会って、すべてが安定しているようだったが、また不倫するナミとジョンヒ。ナミから連絡を受け、ナミの家を訪れたジェボクはナミが倒れているのを見かける。救急車を呼ぼうとしたその時、誰が呼んだのか救急車が到着するのだが、病院に運ばれたナミは死亡する。ナミの殺人容疑者として疑われるようになったジェボク。仕方なく弁護士としてボングを呼んだ彼女は、ジョンヒよりも先に彼女を信じてくれたボングのおかげで、冤罪が晴れる。このことで夫ジョンヒに失望したジェボクは離婚を宣言する。ウンヒのおかげで貿易会社の事務職で働くことになったジェボク。優しいウンヒが子供たちの面倒を見てくれてどれほど助かることか…。
ク・ジョンヒ(演:ユン・サンヒョン)
「僕は彼女に絶対服従~カッとナム・ジョンギ~」
「君の声が聞こえる」
「お嬢さまをお願い!」
「シークレットガーデン」
「君を愛した時間」
善良で家庭的だが、騙されやすい性格の持ち主で、意志薄弱、弱虫だ。神様が彼に与えたボーナスがあるとするなら、俳優並みのハンサムな顔。来る者拒まず、去る者追わずの性格のせいで年に何回か問題を起こしジェボクに怒られる。大学時代、ムン・ウンギョン(イ・ウンヒ)がかわいそうで、話し相手になってあげたらストーキングされた。ジェボクは今まで付き合った女とは違うため好奇心で付き合っただけなのに、予期せぬ妊娠で結婚してしまった。結婚後、女問題でジェボクに怒られた時も、愛嬌で、謝罪でなんとか見逃してもらったものの、一年前に出会ったナミは違った。営業部に臨時職員として入社したナミをはじめて見た瞬間一目惚れした。高校時代から数多くの恋愛をしてきたけれど、ナミは本当に最後の愛だと思った。世間から非難されても、最後の愛を選ぶと決めた時、ナミが死んでしまう。一時、ジェボクを疑った。偶発的な犯行であろうと。ナミが事故死であると判明した時、彼は初めてジェボクに本気で申し訳なく思った。それでも家庭は守らなければと努力するが、結局ジェボクと離婚する。ナミも死んで、ジェボクとも離婚して、自責の念に駆られた時、手を差し伸べたのがイ・ウンヒだ。ジョンヒの世話をするウンヒを見ていると彼の気持ちは揺れ動く。ウンヒのおかげで彼が首になった建設資材会社の代表取締役に赴任し、彼の誕生日パーティーを兼ねたウンヒとの婚約式で、職員の前であいさつをしていた彼は驚く。花束を持って入口に立っていたのが、ナミだったからだ。ところが目の前でまた消えてしまうナミ。その時からウンヒの態度が変わる。ウンヒは朝目を覚ましてから寝る時まで、彼を微動だにできなくする。どこへ行っても、何をしても彼に関するものは何でも知っているウンヒ。彼が持っているものすべてを奪い取るというウンヒの話に、彼はこのすべてを諦めるにはあまりにも遅いと気づくのだが…。
カン・ボング(演:ソンジュン)
明晰な頭脳のおかげで一流大学に進学し、ハンサムな顔のおかげで大勢の女を泣かせてきたが、貧困から抜け出すための彼の願いは、財産ミニマム50億くらいの女性に出会って結婚すること。紆余曲折の末、弁護士になって比較的良い法律事務所にも就職したが、サボリ魔で実力不足との理由で契約満了後放出される。仕方なく、高校の先輩ホン・サムギュが運営する事務所の片隅にデスクを置き、新しい気持ちで引き受けた事件の依頼人が、以前働いていた法律事務所で言い争っていたジェボク。事件を引き受けるかどうか迷うボングに、むしろあの人には事件を任せられないというジェボク。機嫌が悪くなったボングは、ジェボクが首になる際に家に持ち帰ってしまった裁判資料を引き取りに行くが、ジェボクの子供たちが“お父さん、拘束されてしまうの”と泣いている姿を見る。心が弱くなったボングは調査を始めるが、突然、被害者家族の合意によって事件が解決される。怪しいところはあるけれど、もうジェボクおばさんに会うのもここまでだと思っていのに、ボングの妹だと主張するナミが、あのジェボクおばさんの夫の不倫相手だなんて。そんなナミに懇願されて闘病中の母の見舞いに行った彼はそこでジェボクと遭遇し、つい母にジェボクを妻だと紹介してしまう。その日からジェボクはよく見舞いにきて、まるで本当の姑と嫁のように楽しく話している。病室に一人でいる母の話し相手になってくれたジェボクをありがたく思ったボングは、彼女にもう一度会おうとするが、ナミが殺害されたとの連絡を受けて驚く。ボングも最初はジェボクを疑った。でも彼は、自分は絶対犯人ではないというジェボクを信じたくなる。ジェボクの夫ジョンヒはジェボクを疑い続けるけど…。ク・ジョンヒ暴力事件とナミの死には関わりがあると確信した彼は、ナミの遺品を片付ける中、ナミがチェ・ドッブンという人から巨額を送金してもらった事を知る。彼の疑問は大きくなるなか、ジェボクは彼に夫ジョンヒとの離婚を依頼する。それからボングの法律事務所で働くことになったジェボクと、一連の事件を解決していきながら、彼はジェボクが好きになったことに気づく。
イ・ウンヒ(演:チョ・ヨジョン)
本名はムン・ウンギョン。ヒステリックな母のせいで妄想性障害を患い、いつも一人だった。大学一年生の時、学院祭でバンドのギタリストだったク・ジョンヒに惚れる。雨が降るある日、交通事故に遭いそうになったジョンヒを助け、その日からジョンヒをストーキングした。ジョンヒの彼女やサークルの友達にも危険を加え、自殺未遂までして精神病院に監禁される。一年後、彼女がKJグループの妾腹の子であることが明らかになり、ジョンヒの母に近づいてジョンヒとの結婚を図ったが、その時、妊娠したジェボクを連れてきて結婚を宣言するジョンヒ。そんなジェボクを殺すと決めた彼女だが、彼女の存在を知ったKJグループの会長の奥さんの計略にはまり、再び精神病院に監禁される。10年後、KJグループの家族として認められたウンギョンは、イ・ウンヒに改名して、ジョンヒを探し彼の周りをうろつく。しかし彼女を覚えていないジョンヒと二人の子供もいる家庭を壊せないと思ったウンヒは、ジョンヒを忘れるために留学を決める。留学する前、最後にジョンヒに会いにいったウンヒは、ジョンヒとの生活がつまらなくて、元カレチャ・ギョンウが恋しいというジェボクの話を盗み聞きし、怒ったウンヒはジョンヒを奪うためにジェボクを徹底調査する。そんな中、昔ジェボクが開設したブログを見つけて、そこから見つけた手がかりを元に、ジェボクを落とすための罠を作るのだが…。
【スタッフ】
演出:ホン・ソック
「メリは外泊中」
「ゴールデンクロス~愛と欲望の帝国~」/
キム・ジョンミン
「ウチに住むオトコ」
「王女の男」
「朝鮮ガンマン」
脚本:ユン・ギョンア
「お願い、ママ」
「メディカル・トップチーム」
また見たいです。
チョヨジョンさん大好きで、あの猟奇的になっていく演技がうまくて可愛くて。
宜しくお願いします。