節分の日。北斗の持つ豆が光った。なぜか！？何者かがTACを狙う！知らずに食べた北斗と今野。北斗の危機！エースが危ない！さあ、来週もみんなで見よう！

力を奪われた北斗！ウルトラの星が初登場！

｢ウルトラマンが出てくるといなくなる奴がいる｣というのはウルトラシリーズの暗黙の了解ですが。ただ例えば北斗が所属しているのは恐らくTACの中の竜隊で、他にもいくつか部隊がある。またはMAT等他のシリーズにでてくる防衛チームと連携しながらやっていると考えるべきでしょう。その割には｢竜隊(TAC)が出動した時だけエースが現れる｣というのはいかにも怪しいですが。実は他の部隊等が出動している時にもエース(その他)が現れることもあるのかもしれませんが。

今回が｢冬の怪奇シリーズ｣最後の話であるとともに、ダン少年の最後の登場だったと思います。この後本当のウルトラ兄弟6番目の弟ウルトラマンタロウが登場するので、"自称"6番目の弟には引っ込んでもらう必要があったのでしょうが。何の説明も無くいなくなるのは残念ですが。ちなみにダン少年役の人は、｢タロウ｣にも(別の役ですが)ゲスト出演されています。
北斗は今回も休暇中でした。前回の休暇が有耶無耶になったためかもしれませんが。ただやはり休暇中に事件が起こり中途半端になりましたが。今回TACが非難される場面がありました。ウルトラマンも防衛チームも人々を守っているようで、実は災いのもとになっているのでは？ということを感じさせているように思いました。無論そんなことはないのでしょうが、そう感じることもあるのではと思いました。
15話の放送をお願いします。

冒頭にあった、ＮＧワードはおそらく乞食仙人ではないでしょうか・・・。けれどそんな彼も事件解決後、長髪と髭を剃り落としてもらい、村人に受け入れてもらいました。物語の締めくくりとしては、大団円と言えるでしょう!ＴＡＣの超獣への特攻には唖然としましたが・・・。あの山岳地帯と吹雪の状況で隊員たちが無事に生還したのは奇跡的です!話は変わりますがおそらくダン少年は今回が最後ではないでしょうか、サヨナラもなくお別れとは悲しすぎますね。やはり次回は何の前触れもなくダン少年は姉ともども、忽然と北斗の前から、姿を消すのでしょうか?その点を注目したいところです!

２週連続の“貴重な”休暇という北斗隊員でしたが，またも超獣によって台無しに...しかも今回は，自分勝手な村人の言動にTACが引き下がった結果，村人を危険な目に遭わせてしまうという失態を起こしてしまいました。TACの栄光は何処に...超獣探知機や戦闘機での体当たりなど，まだまだTACには手の内がありそうなので，あと残り少ない放映ですが，TACの活躍を期待します。
また，あの個性的な大泉滉さんが登場！出番は少なかったですが存在感はありましたね。ゲストも楽しみです。

狂おしき呪文を唱える山男。村人にバカにされた恨みは超獣を呼び、吹雪を呼ぶ！村人は凍りつき、TACは吹雪に悩む！TACが、北斗が危ない！さあ、来週もみんなで見よう！

話数も残りわずか。寒さにも負けるなエース！

　冬の「怪奇」シリーズ第２弾にウーが登場しました。もっとも、そのストーリーは、死んでもなお、娘を助けようという父親の魂が（唐突ではあるが）ウーに変貌し、助けようとする心温まるものでした。雪を溶かすほどではないでしょうが。
　「ウルトラマン」の時は、昔ながらの伝承話と、科学特捜隊に描かれた「科学」が一緒に描かれた独自の雰囲気がありましたが、今回はそれがなく、ゲスト怪獣の扱いでした。
　作中、超獣アイスロンは村に伝わる「神」のような扱いを受けていたようですが、今度はウーがそれに代わるかと思うと、間違いなく「神」になったのでしょう。

ウーは怪獣(超獣)というより神の範囲になるのかもしれません。
初代のウーは雪ん子の母親の化身だといわれており、今回は
父親が娘を助けるため山の神になったというところでしょうか。
ウーは初代から悲劇的なものを背負っている感じですね。
そしてTACの人間不信ぶりはあいかわらずでした。

｢エース｣では数少ないリバイバル怪獣の登場でした。少女を守ろうとする父親の魂がウーとなっていたような描かれ方でした。｢ウルトラマン｣ではウーが守っていた少女は｢ゆき｣でしたが、｢エース｣でもそれを意識したような｢小雪｣という名前でした。また今回は北斗の休暇が描かれていましたが、(これもお約束ですが)その休暇先での事件でした。おちおち休んでもいられないようですね。ちなみにWOOというのは｢ウルトラマン｣の企画段階での名前だったそうです。

　ダン少年の友人の父親が獅子舞がおざなりにされていることに腹を立て、憎しみを抱いたことで息子が超獣に飲み込まれてしまい、自らも邪神によって司令官（？）になってしまいましたが、そこまで呪わなくてもよいのではと思う反面、この時代は、戦後からの価値観の変貌がここまで至っていたのではと考えます。
　２１世紀の今、正月に限らず、古来からこの国で行われてきた行事が廃れたり、あるいは形骸化の一途を辿っていることを嘆いたことが伝わりますが、だからといって憎しみで解決してはならないのだと世間全般で考えられるようになるにはこの時代から３０年ほどかかったのでしょう。
　それにしても、シシゴランに放ったメタリウム光線は出力を絞ったのでしょうか。ぶっつけ本番で成功したのはそれ自体が奇跡と言えます。