姜尚中先生、いつもながら渋いです。きっと大学でも、女子大生にモテモテではと思ってしまいます。
　そんな姜尚中先生が役者デビューすると知って、「さもありなん」という感じです。姜尚中先生は芸術にも造詣が深いことは有名ですが、やはりご自分の中に表現する事への熱い想いがあるのでしょうね。

本日は、東大名誉教授『姜尚中氏』登場です、。テレビではコメンテーターとしてお馴染みです。小説家の出演が多い中で異色のゲストです。何と今回は役者デビュー、楽しみです。

各地で開催されている古本市。私がよく行くのは、池袋と所沢です。でも神田神保町はスケールは元よりステータスが有ります。何しろ神保町は書籍のメッカですから。あと今日のゲスト、浅田次郎さんは元自衛官ですが、お話しをお伺いすると大変気さくな方ですね。

　五木寛之さんのお話し。泣くことや悲しみをポジティブに受け容れる。悲しみや泣くことにも大きな意味がある。まったくそうだと思います。老いを積極的に受け容れることも同じ。
　今まで、ネガティブと思われていたことにも、大きな意味がある。光と影があるなら、光だけではなく影の部分にも重要な何かがある。そう考えると、人生に起こる森羅万象が愛おしく思えますね。

五木氏の嫌老論を聞くのは、この回で二回目。例えば、携帯電話を５年も大事に使って、何とかスマホとか新機種に挑戦してみようかと駅前のお店に行ってみた。
応対のきれいな女性店員...新機種をすすめるでもなく、冷ややか。「携帯の充電が短くなったので、どうしょうかと思って....」と私。空気を読んで早くも諦めた私は電池の交換を申し出でて退散。後日、その店員は電池の詰め替えのためご自分のマニキァの爪に傷がついた事を充分気にしながら、言葉少なく携帯を押し返してし終了。運転歴は３５年
ワープロ・PC歴は20年。でも高齢者なのですね。

今回のゲスト、五木寛之さんは小説家ですが、悲しい時には泣いて良し、高齢者との独自のつきあい方等、発想が大変ユニークです。まるで哲学者のようです。私が五木さんの小説でお気に入りの一品が有ります。それは昭和後期の『雨の日はクルマをみがいて』です。雨の日に固形ワックスを掛けると、水滴が粒状になりセクシーさを感じさせます。また、多くの世界の名車が登場します。五木さんご自身も大の自動車好きと言うことで、本の内容の随所にその事が伝わります。確か15話に別れており、それぞれに女性が登場していたと思いました？何はともあれ、ストーリーが、クルマと言うアイテムを題材に、人生模様を描いた素敵な物語です。

いつも楽しみに拝見しております。
本日、玄侑宗久さんの直筆サイン本を頂戴しました。
本当にありがとうございました。
早速、コーヒーを淹れ蓄音機にＳＰレコードを載せ・・。
ＢＧＭは、エマニュエル・フォイヤマン演奏のブラームスのチェロ・ソナタ１番。
『クラシック音楽と本さえあれば』そんな素朴な人生を送っています。
見知らぬ本をご紹介いただける貴番組。
末永く末永く続けて下さい。
この度は、誠にありがとうございました。

　やくさんのツアーのお話。ツアーという小さなグループができれば、大抵そこにモンスターがいる。私もお客さま商売をしているので、その辺りはよくわかります。そして、添乗員さんをサポートするような役割の人もなぜか発生したりするんですよね。でも、端から見ていて圧倒的に面白い？のはやはりモンスターの方。これも、ツアーという期間限定だから楽しめる、旅の楽しみなのかもしれません。

今回のゲストは、漫画家やくみつる氏。氏は言わずと知れた珍品コレクターです。しかも大の相撲ファン。いわゆる『オタク』です。
しかし、漫画に限らず小説でも、意外に幅広い知識が必要です。勿論、自分の得意分野はあった方が自身の強みです。でも漫画は老若男女が対象です。だから一般教養と専門知識は創作活動の両輪です。今回のお話しを聞いていると、いい意味で普通の一面を垣間見たやくみつるさんでした。

「君の膵臓を食べたい」はweb小説のときに知ったので文芸書としてこんなに人気が出るなんですごいと思います。