あのデラックスな方より、ミッツさんの方が好きな私にとっては楽しい宮崎さんとお話しでした。ミッツさん、辛口コメントが多いですが、その辛口の中にも独自の繊細さが感じられます。
　性の問題というの男女を本質的に同じものだという見方にしても、いや男と女はそもそも役割が違うものという見方にしても「あるべき論」が先行しがちなように感じています。そんな中で、自分の感性に素直な生き方を貫くことはなかなか困難なことなのでしょうね。

仕事が終わって途中から、初めて拝見させて頂きましたが、宮崎さんの知的で嫌味のない方の司会は大きいと思いました。菅井　敏之さんの真面目なト－クは好感で真剣に聞いていましたが、妻が横にいましたので私の部屋で観ました(笑)
失礼ですがＮＨＫ風な真面目さと個性あるゲスト「今回はミッツさん」で混色した良い番組で子供に推薦したいものです。妙に固くない処も魅力ですね。

　宮本輝さんのお話し。ご自身が若い頃は病を押して、それこそ命を賭して創作に打ち込んだので、今の若い人にもその厳しさを求めてしまうとおっしゃっていたこと。とても印象的でした。何かを手中にするためには、その引き換えに何かを手放さなければいけない。何かを求めようとするとき、その覚悟はあるか？最近は何でもお手軽に手に入ってしまう、あるいはお手軽に手に入ってしまうことで満足しがちな我々。
　創作活動に携わっていない私には難しですが、せめてその気概のかけらほどは持っていたいものです。

　宮崎さん、スタッフの皆さんお疲れさまです。先日、浅田次郎さんのBlack or Whiteを受け取りました。すっごく嬉しかったです！！！しかもサイン入り！浅田先生ファンの我が家です。家宝にします！今は主人が先に読んでおり、まだ読めていませんが、もう楽しみで楽しみで仕方ありません。ありがとうございました。これからも心に残る本を紹介して下さい。ありがとうございました。

番組、いつも楽しんで観ています。
先日宮崎さんが紹介していた本を
今、読み終えました。小島信夫訳は
文体の古さは否めませんでしたが
ラスト10ページ、泣けて泣けて
仕方がありませんでした。良い本を
教えてくださって本当にありがとうございました。
１年前に読んだ「リンサンの小さな子」
フィリップ・クローデル以来の感激でした。

いつも楽しみに拝見しておりますが
今回は、大好きな宮本輝さんの、お話を伺う事が出来て
いつも以上に、ずっと番組に釘付けになってしまいました。
先月、春休みで帰省していた大学生の娘が、私の本棚から
宮本さんの短編集　星々の悲しみ　を選んできて読んでいました。娘も高円寺の古本屋さんで購入し、気に入ったそうですが、アパートに忘れてきたそうで、（お金のあまりない大学生なので古本屋さんで）、ちょっとした偶然でしょうか。
青が散るも読んだとのこと。そして、帰り際には、アパートに送る荷物の中に、私が買った宮本さんの文庫本を、しまい込んでいました。
押し付けたわけでもないのに、私が好きな宮本輝さんの小説を好きになっていてくれて嬉しいです。そして、大学生というリアルなタイミングで　青が散る　を読んだこと。
娘は、本当に良き本と出会う事ができて、親として嬉しい限りです。

宮本輝さんの回で宮崎美子さんが来ている赤いワンピースと靴は何処のブランドでしょうか？
宮崎美子さんの来ている衣装がステキでよく気になるのでHPにも載せてあればいいなぁと思っています。

　時刻表のお話しが面白かったです。列車移動の際、参照するものがネットになって久しいですが、紙の時刻表でないと見えてこないものがまだまだ沢山あるのでしょうね。例えて言うなら、紙の辞書と電子辞書のようなもの。
　昔、佐世保での夕刻のイベントを見終えて翌朝会社へ出勤する経路を捜していたとき、夜行バスで広島まで行き、そこから新幹線に乗り換えると始業時刻に間に合うことを発見しました。この発見の喜びはネットでは味わうことができないでしょうね。

　八千草薫さん、もう何度も言われていることなのでしょうが、年齢を重ねられて益々素敵です。女性の可愛らしさ、品格、そして芯の強さが宮崎さんとのやりとりに感じられます。
　八千草さんがおっしゃっていた、ちょっとだけ無理をするということ。これがなかなか難しい。どうかすると、無理をすること自体が目的になったり、どうせ無理なんだからと諦めたりとどちらかに振れがちです。どの程度の無理なら自分の成長につながり、それを持続することができるかを見極める。これができたからこそ、今の八千草薫さんが有るわけですね。

又吉直樹さん「火花」読みました！
正直な感想は、いい意味でも悪い意味でも芸人さんならではの作品だなと思いました。
自分の経験を題材にして、その感性は芸人活動で培われたものをよく表現できていると思いました。

次回作は作家としての今後を占う意味でも、芸人以外の人物を主人公にし、新たな世界を展開されることを期待します。