2013年5月14日
【広報ブログ】映画「爆心 長崎の空」完成披露試写会へ行って来ました!
先日、BS11内でプレゼントキャンペーンを行った、映画「爆心 長崎の空」の完成披露試写会に行ってきましたので簡単にレポートします。
ます、試写会に先立ち、出演者による舞台挨拶が行われました。
登壇者は、日向寺太郎監督、北乃きいさん、稲森いずみさん、柳楽優弥さん、宮下順子さんの5人。
それぞれ簡単なご挨拶の後、映画についてコメントをしておりました。
「原作は6篇の短編でどれも素晴らしいのですが、今回は「貝」と「鳥」の2編を軸にまとめました。」・「みんなが言う"長崎の人のやさしさ"というのは"長崎の土地の記憶"だと思った。その記憶から"人を信じる"物語を作りました。」(日向寺監督)
「被爆三世の役だったんですが、どこにでもいる普通の大学生として演じたんですが、改めて普通に演じることの難しさを感じました。」・「淡々とした感じがリアルで、この映画を観てドキュメンタリーやノンフィクションを観ている感じがしました。」(北乃きい)
「悲しいことを内に秘めて、悩んで悩んでという役だったんですが、そういう人がどういう精神状態でどう周りと接するのか考えながら演じました。」・「長崎の人は、ほんとうにやさしくて暖かったです。」(稲森いずみ)
「戦争によって出来た傷跡を僕らの世代も忘れてはいけないことだなと改めて感じました。」・「ぼくが演じた勇一が住んでいる小屋のセットがすごくよくて、とても印象に残りました。」(柳楽優弥)
「生まれた時から過酷な体験をしたという役で、『多くの人に助けられて永らえてきた命なんだから、それを絶やさないように今まで生きてきたんだよ』と娘に話すシーンがあるんですが、そういう気持ちを持ちながら演じたつもりです。」(宮下順子)
みなさんのご挨拶の後、なんと映画の主題歌を歌われた、小柳ゆきさんが登場!
今回始めてご自身で作詞をしたとのこと。
何と生で主題歌「ひまわり」も歌って頂きました。
「映画の為には初めて曲を書き下ろしたのでとても緊張しました。」・「映画も観て、監督さんとも話をして詩を書かせていただいたんですが、生きてきて自分が受け継いだものを大事に抱えていけたらいいなという想いと、"ひまわり"というタイトルの様に、大地にしっかり根付いて、しかも太陽に向かって上に行けたらいいなという想いをこめて詩を書かせて頂きました。」(小柳ゆき)
生歌はすごいです。細い方なのにすごい声量でとてもパワフルでした。
そして最後にお決まりのフォトセッション。
気になる映画の内容ですが、舞台は長崎。突然母を亡くした大学生・門田清水(北乃きい)と、過去に一人娘を亡くした主婦・高森砂織(稲森いずみ)。
ともに"大切な人"を突然失った2人のストーリーを軸に、同じ様に突然多くの命を失うことになった被爆地・長崎が背負ってきた想いが加わることにより、
"生きるとは何か?"について考えさせられる、とても重厚なお話しとなっています。
単に、"感動する""泣ける"ということではなく、生きるということの"大切さ""すごさ"を感じさせられる映画です。
是非、皆様も劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか?
【爆心 長崎の空】 http://www.bakusin-movie.com/
公開日:7月20日(土) 東劇ほか全国ロードショー
コピーライト:(C)2013 「爆心 長崎の空」パートナーズ
配給:パル企画
主題歌:「ひまわり」(小柳ゆき)/ ユニバーサルミュージック http://www.universal-music.co.jp/