2008年6月
盛況のうちに幕を閉じた「ケーブルショー」
東京ビッグサイトの広い会場に「蛍の光」が流れ始めました。
6月19日(木)から21日(土)まで3日間開催された「ケーブルテレビショー2008」が終わろうとしています。
会場一杯に溢れかえったお客様たちも少しずつ出口に向かい始めました。
去年に引き続いてこの光景を私は眺めています。
「やっと終わった、今年も大成功!」
開催2日前、昼からブースの施工が始まりました。
普段は当社番組制作に係わる大道具さんたちが、手際よくブースを組み上げていきます。
番組紹介のポスターシールをコテを使って貼り付けていきます。
夕方にはブースが完成しました。皆さん、汗だくです。お疲れ様でした。
開催前日、朝から音響と映像機材の搬入と設置が始まりました。
大きな3D専用テレビがブースの壁面に組み込まれます。
スピーカーがブース上部に取り付けられます。
様々な音響機器が組み込まれ調整されていきます。
午後からはリハーサルです。
MC2名が台本を片手に映像に合わせてリハーサルを繰り返していきます。
現場ディレクターが細かな指示を出します。段取りを打合せします。
映像を調整します。音響を調整します。
夕方、すべての調整が終了しました。いよいよ、翌日からの本番を待つだけ!
6月19日10時、会場の扉が開かれました。
大勢のお客様が走って入場されてきます。さあ、興奮の3日間が始まった!
BS11の番組の数々と世界初の3D立体放送の映像をご覧いただき、BS11の認知向上を図っていきます!
「蛍の光」を聴いています。
この3日間でBS11は、お客様に3,000枚のチラシをお配りし、2,500名以上に3D立体映像をご視聴いただきました。チラシの配布数だけみても大変な数なんです!!
全出展社の中でも最上位のはず!よくやったぁ~BS11!
スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
みんな、喉はガラガラ、足はガクガクしています。正直、立っているのがやっとの状態。
でもやっぱり、BS11のブースにお立ち寄りいただいたお客様、本当にありがとうございました。
(M)
7月からのアニメ
BS11をいつもご覧下さっているアニメファンの皆様、お待たせ致しました!改編期のお楽しみ、新番組ラインナップの公開です!
…という訳で、先週の木曜に公開しましたが既にご覧いただいたでしょうか?当然もうチェック済みですよね?まだ見ていないという方はこちらをクリック→新番組ラインナップ
今回も多種多様なラインナップとなりましたが、これまで同様金曜と土曜の深夜にお楽しみいただければと思います。
さて、それぞれの番組に少しずつ触れていきましょう!
まずは「テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION」。
テイルズオブシリーズ第5作目としてGC,PS2で発売し大ヒットした作品のOVAですね。ゲームをプレイした人もしてない人も必見です!こちら、全4話ということで、8月から何を放送するか気になっていると思いますが…引き続きテイルズオブシリーズの「テイルズ オブ エターニア THE ANIMATION」を放送しますのでお楽しみに!
「鉄腕バーディーDECODE」
機動警察パトレイバーなど、数々のヒット作を生み出してるゆうきまさみ先生原作「鉄腕バーディー」。これを基に、オリジナルストーリーを展開します!原作ファンの方も、まだ知らない方も同じように楽しめると思いますよ。
「真ゲッターロボ 世界最後の日」
永井豪先生原作作品であり、1998年に復活したゲッターシリーズの新作。昔ながらの熱い展開、心躍らす新たなストーリーにご期待下さい!
「キラキラ ACTORS TV」
フリーアナの中井美穂氏、ミュージカルのプロデューサーとして多くの俳優の成長を見守ってきた松田誠氏を進行に、今“熱い”若手ミュージカル俳優をゲストに呼んでのトーク番組!しかも毎回公開収録!あなたのお気に入りの俳優の素顔が垣間見れるかも!?
「薬師寺涼子の怪奇事件簿」
「銀河英雄伝説」や「創竜伝」でお馴染みの田中芳樹先生原作。垣野内成美先生も「マガジンZ」でも大好評連載中の当作品が満を持してのテレビアニメ化!オトナな視聴者の方々も楽しめること確実です!
「ウルトラヴァイオレット:コード044」
アニマックスさんの開局10周年記念です!同名映画を原作に、豪華スタッフ、キャストでお送りするオリジナルアニメーションです。放送開始前週の7/5には「放送直前スペシャル!ウルトラヴァイオレット:コード0」と題しての特番もお送りしますのでお楽しみに!
と盛り沢山、充実のラインナップとなっております。現在放送中の「キスダムR-ENGAGE planet-」、「フルメタル・パニック!」ともども、7月からのANIME+にご期待下さい!
(O)
盛況! ケーブルテレビショー2008
その名の通り、ケーブルテレビ業界最大級の展示会で、放送局などのサプライヤーや放送機器メーカーなど数多くのケーブルテレビ関連企業に混ざって、弊社・BS11もブースを設けております。
各ブースごとに、少しでも多くのお客様の目を引くように、あれこれ工夫しているのですが、BS11の目玉はやはりコンテンツ! 中でも、世界初の本格的3D立体放送番組を中心にデモンストレーション素材を用意しました。
右斜め前にはFOXさん、正面にフジテレビさんと強力なライバルに囲まれていて、中でも、左隣のKDDIさんはマジックショーという大仕掛けな集客の目玉を用意してきていて、戦々恐々。お客さんの流れを全部持っていかれたらどうしよう……などと、不安な面持ちでおりました。が、……。
ふたを開けてみれば。じゃ~ん!
どうです? 黒山の人だかり。
立体映像が流れ始めると、「おぉっ!」とどよめきのような感嘆の声が、お客様の間から漏れてきます。
その声を聞きながら、私たち広報宣伝マンは心の中で小さくガッツポーズ。
某ケーブル局の取材を受けちゃったりもしました。 合間、合間に、お客様から 「いつも見てますよ!」 「頑張ってください!」 とお声をかけていただき、勇気百倍。 これからも本当に大人がじっくり楽しめる優良なコンテンツをお届けするように頑張りますので、よろしくお願いします!
文化学院 オープンキャンパス
学校法人文化学院は1921年創立の古い学校で与謝野鉄幹・晶子夫妻が創立メンバーに名を連ねています。
そしてBS11と文化学院は同じ建物にあります。
また、当社の社長は文化学院の理事長を兼ね、おのずと協力関係にあります。
高等課程(3年制)と専門課程(3年制)があり、専門課程の放送・映画学科には放送コースと映画コースがあります。
そして放送コースの講師の一人はBS11の報道制作局長が勤めます。
そんなわけから、文化学院のオープンキャンパス(受験志望者が学校を下見に来ることですよ)にBS11社員も協力してます。
スタジオなどの放送施設を見学してもらうのです。
一昨日の土曜日、私広報部員も受験生さんたちに社内をご案内しました。
もちろん、放送コースと映画コースの受験生さんたちです。
まず最初にBS11が世界で始めて放送している3D立体放送番組を視聴して頂きました。受験生さんとお母さん、ずいぶんびっくりしてましたよ。画面から映像が飛び出すように見えますからね。
その次は、2つのスタジオ見学。
第一スタジオは、月曜から金曜に生放送でお送りする「大人の自由時間」に使われてます。VR360システムという背景を合成画面で作り出せるスタジオです。
受験生さんたちにも実際にテレビ画面に納まってもらいました。
自分たちの姿が国会議事堂や葛西臨海公園をバックにスタジオ内のモニターテレビに映し出されて大喜び!
その次は、第二スタジオや副調整室も見学頂き、見学コースを終了しました。
見学の皆さん、どうでしたか?素晴らしい施設で放送を学んで頂ける事がお分かりいただけました?
それでは来年春に待ってますよ!
(M)
名作に隠れたエピソード
神保町にある岩波ホール。
都会のど真ん中にそびえる、老舗の映画館です。
たくさんのファンを抱える岩波ホールですが、BS11では、
その総支配人でいらっしゃる高野悦子さんが、上映作品の中から厳選してお送りしている「高野悦子名画劇場」という番組を放送しています。
今回は放送に先立って、TVぴあ7月号に掲載するために
6月28日オンエア「ピロスマニ」と、7月19日オンエアの「惑星ソラリス」の見所を高野先生に伺ってきました!!
お忙しいところ、電話でインタビューを快諾してくださった高野さん。
一つ、一つ丁寧に思い出や見所を語ってくださいました。少し紹介させていただきますね。
シカゴ国際映画祭でゴールデン・ヒューゴ賞を受賞し、名が知られた「ピロスマニ」。
しかし、映画そのものは華やかではなく、一見地味なので、公開するまで高野さんやスタッフの皆さん、様々な決心が必要だったそうです。
「惑星ソラリス」は、
日本で公開される前、あの世界的に有名なタルコフスキーの作品でありながらもあまり注目されていませんでした。
なので、公開初日の大盛況ぶりに高野さん自身も「嬉しい誤算というのかしら」と、
その時の状況を思い出し、実に嬉しそうにお話してくださいました。
今でも、岩波ホール上映作品、200作品以上の中から人気投票を行うと必ず上位に入るという「ピロスマニ」、
SF映画のさきがけとなった名作、「惑星ソラリス」も、長年、配給会社の倉庫に眠っていたんですって。
一歩間違えれば、見ることができなかったかもしれないわけです。
本当に、高野さんに見つけてもらって映画たちも良かったですよね。本当に、人間と同じように映画も「出会い」から始まるんだなぁとしみじみ感じました。
インタビューの記事はTVぴあ7月号(6月18日発売)に掲載されます。
裏エピソードを事前学習をしてから見ると、また違った見方ができるかもしれません。
私は、すみません、2作品ともまだ見た事がないのですが、
「そんな苦労があったんだ・・・」と知っただけで、何だかとても好きになったような気持ちになってしまいました。
TVぴあインタビュー&放送、両方チェックしてみてくださいね!