山田太一さんの書棚へようこそ。山田さんが仰る、「制約があるから自由がある。」というお言葉。深く感動しました。特にミュージカルなどはそうですが、お芝居というのは「様式美」を楽しむというところがあると思うのです。それは、舞台のみならずリアリティーを追求される、映画やドラマでも同じ事です。制約があるから、その制約の中での自由というものが有るわけで、制約がなければ何が自由なのか実感することもないでしょう。
　そもそも、脚本家が精魂込めて一字一句を練りに練った台本を崩してしまったら、なにを根拠に芝居を成立させてよいのかすら分からなくなります。
　自由と制約は対立する概念ではなく、互いに補完しあう概念だったのですね。

もうすぐ６４の元公務員です。熊本の誇りでもあり、毎朝のドラマで好演されている宮崎美子さんの司会でもあり、毎週夫婦で楽しんで拝見しております。
　今回は思いもかけず大好きな北方謙三先生の岳飛伝のサイン本のプレゼント当選、有り難うございました我が家の家宝にします。これも宮崎美子さんとの縁なのかなと勝手に解釈しております。
昨今ネット社会で活字離れがすすんでいますが、行間の楽しみ、読んでいて頭の中でふくらむイメージ、想像する映像は読書の醍醐味ですよね。
これからもジャンルを問わず楽しい本の紹介をお願いします。私の周囲にも貴番組のファン沢山いますよ。

　「算数と国語を同時に伸ばす方法」、なかなか興味深い1冊です。数学の本を読んだりしていると迷宮に迷い込むことが多々あります。そのとき、数学的な内容の理解が足りないことももちろんありますが、書かれていることが正確に読み取れていないということが思いの他多いものです。要は、数学力の不足というよりも国語力の不足。国語力は論理を積み重ねるための土台のようなものだと思います。そして、国語力を鍛えるにはやっぱり読書なんでしょうね。

　五木寛之さんのお話しを伺いながら、昔に「生きるヒント」を夢中になって読んだことを思い出しました。それから、いろいろな本を読んできましたが、どんな本であっても読書は何らかの形で生きるヒントを与えてくれるものだと思っています。

　さて、古本散歩SP、楽しく拝見しました。古本屋さんに入ると、皆さん目を輝かせて、まるで玩具屋さんでハシャいでいる子供のようです。何かに無調になっている人たちの姿を見るのは、なんとも愉快なものです。

あっという間の2時間でした。
「古本散歩」見るたびに自分で古本を探してみたくなります。
三上延さんのコーナーではいかにして「ビブリア古書堂」が書かれたかがよくわかったような気がします。
御年90歳、坂本さんのコーナーでは胸にキュンと来るものがありました。本当に長い間お疲れ様でした、と声をかけたいです。

半年後？1年後？またスペシャルが放送されることを楽しみに待っています！

いつも楽しく拝見しています！

今回は２時間スペシャルで古本屋特集で、しかも古本ライターの岡崎武志さんの大阪版！録画スタンバイで、楽しみにしています！

　子供の頃、万博にワクワクした者にとって堺屋太一さんの万博開催へむけて尽力されたお話は大変興味深いものでした。パソコンはおろか、ファックスさえ無かった時代。今から考えるとどうやってあんなに大きなプロジェクトを成功させることができたのか不思議でなりません。今なら、そんな状況であのようなビッグプロジェクトを成し遂げることなど考えもしないでしょう。
　それほどのエネルギーがあったからこそ、創作への意欲は尽きることがないのでしょうね。

　夢枕獏さんのお話し振り、実に楽しげで聴いているだけで心が解れていくようでした、10年に渡る長期の連載は苦労の連続だったのでしょうが、それだけに最終巻を上梓する喜びは何ものにも代え難いものなのでしょう。
　エンターテイメント小説であろうと純文学であろうと創作の苦しみは変わらないのでしょうが、やはりエンターテイメント小説は書き手が楽しんでいないと、楽しさが伝わってきません。

毎回紹介される本のうち、少なくとも１～２冊は、「あ～、読んでみたい！」と思わせてくれるものがあります。
先日の夢枕獏さんの「大江戸恐龍伝」は歴史好きの私にとってはこの上なく楽しめるファンタジーだと思います。
第５巻まであるとのことですが、ひとまず第一巻を購入しました。結構積読状態になっているので、他の本もさっさと読んでしまいたいのですが、なにせ遅読なもので…

そうそう、「ビブリア古書堂」の三上延さんの出演が予定されていますね。もちろん買いましたよ。早く読みたい！

　東京古本散歩ならぬ京都古本散歩。古本と言えば大阪在住の私でも神田をイメージするのですが、京都にはまた違った古本文化が開花していることを知りました。関西在住の身としては嬉しい限りです。
　新刊本は著者のメッセージを受け取る媒体ですが、古本はそのことに加えて、その本の持ち主の雰囲気なども受け取ることができます。こればかりは、どれほど電子書籍が広まっても古本の独壇場ですね。