ゲストの二人の考え方は国民には到底通じない。

松木氏や会派離脱表明の16人の議員の言い分・戦術はよく分かる。「彼らは理解できぬ」とメディアは口を揃えてべき論を云うが、結果は明白だ。衆院での再議決は不可になり、政権は身動きできぬ。マニュフェストは完璧な実現は無理にしても追及し続けるべきものだ。が、国民には既に根底から反故にされたと見える。20％削減が0.25％の給与カット（総理206万で5千円減）、天下り全面禁止が実質大幅増に、無駄削減16兆が「無駄はなかった。無知だった。」に、政治主導が官僚頼みの政権運営に、等々、マニュフェストの否定そのものだ。「税と社会保障の6月まとめ」「人事院を廃止し、公務員庁・内閣人事局の創設」などと云うが、中身が当てにはならぬ。天下り禁止と云って出向ＯＫで実質増など、管政権は信用ならぬ。検討・まとめや組織創りばかりで遊んでいる政権はもう要らぬ。実効策の実施だ。行き詰りは明らか。解散総選挙を！。

水曜日の放送はなかなか興味深い内容であった。
ロシア外交が停滞し始めたのは対米従属の小泉政権になって
からであり、鈴木宗男氏や佐藤優氏が失脚したのも小泉政権下であり、現在の外務省主流派が米国の意向に沿って検察を利用して２氏を逮捕したとしても何らおかしなことではない
。その後の麻生・鳩山の無能総理によって北方領土返還が事実上不可能になってしまったのも日本にとって致命傷であったといえる。
外務省主流派が日本外交を仕切っているうちは日ロ関係の改善は望むことができないというのが現状であろう。小沢氏がマスコミや検察から総攻撃を受けているのも米・官・政の癒着構造から脱却されて親ロシア・中国にシフトされて親米勢力の既得権益が奪われることを恐れているからである。
時にはロシアに対して国交断絶を示唆するくらいの強い態度に出ることも必要なのかもしれない。

今夜の対ロシア外交についての話とても興味深かった。ややもすればロシアや北方領土に関して日本のメディアは扱いが小さく情緒的過ぎる傾向を感じます。お三方のお話を聞いていて、外務省主流派は対米追従派で、ロシアや東アジアは日本にとっては領土問題や拉致問題など多くの外交案件が山積しているにも拘らずサボタージュしているように思えました。東郷氏等が北方領土返還に向けて頑張って道筋を立てようとすると、横から外務省主流派やマスコミが邪魔し、それによって話がご破算になり、対立ばかり煽って、結局、日米同盟の存在意義を強調するばかり。日本の外交はいつまで思考停止をするんだろう。それと、そもそも国民が外交に関心がないのも問題。だから政治家も外交に本腰を入れない票にならないから。しかしそれは特にアメリカにとっては好都合、TPP参加も消費税増税に関してもアメリカの要求であり、日本のメディアはそれを伝えない。外交なしです

「企業は人なり」という有名な言葉がある。今夜の北方領土問題について東郷氏のお話を聞いていてつくづくそう思った。外交も人の信頼関係が醸成されないと解決は難しいということか。
外務省にスクールの存在は知っていたが主流派が北方領土の解決を阻んでいることは知らなかった。反主流派が裏で画策してるのだろうと思っていたが逆だったとは不覚。
普天間辺野古移設推進派が外務官僚であることは判っていても主流派と反主流派が暗躍してるとは一筋縄ではいきませんね。
鳩山さんも苦労したわけだ。しかし北方領土解決はこれで更に難しくなった訳だが糸口はあるのだろうか。愚にもつかない政治と金で国民を欺き続けるマスゴミと愚かな政治家が多くてはこれからも重要案件の真摯な対応など無理かもしれない。
是非BS１１には頑張っていただき今後も情報発信をお願いしたい。
しかし金子さんは情報通ですね、毎日コラムも読んでます。頑張ってください。

政治家がテレビ等の公共放送で登場するときは　政策論に限っていただきたい。
なんでお家の事情を聞かせられなければならないんですか。
そんなこと自分達で解決しなさいと言いたい。
政治家は政策を語ってなんぼの世界にいるんです。党内一致とかマニフェスト違反とか　これは政策ではない。
例えば　財政再建について私はこう思う　こうしていきたいと道筋を示し　それが国民に評価されていく大切な舞台なのです。もっと大局的な見地から発言してもらいたい。
よけいなことですが　小沢さんのグループをまとめて　よりよい前向きな政策提案をして存在感を高めれば自ずから　入ってくると思いませんか。

3/1放送の下記の再放送をしていただきたい。
シリーズ「ひとものがたり③全身火傷の30年」

昨夜の当番組は、いろんな意味で違和感と不快感に満ちたものでした。先ず二木キャスターのおどおどしたアナウンス、そして松田コメンテータのもぐもぐとした解説、何を伝えたいのかたいへん判りにくいものでした。そして何よりもゲストの松木議員のご意見が党内亀裂に関することに終始していて、民意と言うものを忘れてしまっています。
民主党議員、特に小沢支持派の方々は、日本人が歴史的にもっていた資産「恥の文化」を忘れています。主権在民、新渡戸稲造や福沢諭吉が理解できなくても、代議士であるならば国民目線の言動が望まれます。

１．国会議員は　その道の専門家からみれば　あらゆる分野において　レベルが低く実務に耐えられない現状を　菅さんが認識すること
２．その上で専門家を結集　分野ごとにチームを組んで対策案を作る　民間会社で当たり前の　優先順位を行程表を作る　そして　マニフェストととの整合をはかる　たぶんその中で優先順位ができるが　財政再建が一番だろう
３．何度もいうが政治家は実務に入らせないこと　出来たものを理解できる能力をレベルアップすること　例えれば政治家が高校生レベル　専門家集団が組み立てたレベルは大学生　いや院レベルだな
４．責任持つのは菅さんだから　しっかり判別スタッフ　寺田さんとかを養成してレクチャー受ける
それを菅さんが　自分のものにしていく　
以上ができれば　世論がついていく　長期政権が待っている　

石破氏の談。自民の組み換え予算。過半が子・孫からの借金で、予算と云えぬ民主予算より、遥かにましだ。が、国民目線の予算に程遠い。無駄を省いて、マニュフェスト実現を、政権交代に託したのだ。しかし、「無駄はなかった」「マニュフェストは無知だった」と変質。総理の給与206万で5千円カット。話にならぬ。公務員2割削減で5.4兆、厚生年金＆健保料の徴収徹底で11.6兆、計17兆円捻出できると爆弾発言の浅尾氏。実現には、人員削減の苦悩・壁の打破などが不可欠だろう。が、あの事業仕分けの誤魔化しが明らかになった。関係大臣の責任は重い。思うに、過半の借金予算。無駄はなかったと云うが、事業も人員も半分は、分不相応のサービスで、無駄だと云える。生首は斬れぬと云うが、ＪＡＬを見よ。半分とは言わぬ。取り敢えず、あなた方公務員の給与一律2割カットの予算であってしかるべき。党内外の行き詰りは明らか。総選挙で仕切り直しを！！。