お知らせ
- 放送終了後、「TVer」にて1週間限定で見逃し配信中! 過去の放送回は「BS11+」で配信中!
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『偉人・敗北からの教訓・こぼれ噺』を「BS11+」で配信中!
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次回以降の内容
第80回「平清盛・波間に消えた福原遷都の夢」
(2月15日 土曜日 よる9時00分放送)
平安末期に台頭した平家の棟梁・平清盛の敗北から明日を生きるための教訓を探る。1118年、伊勢平氏の棟梁・平忠盛の嫡男として生まれた清盛は、日宋貿易で財を成した父と共に出世街道を突き進むと、保元・平治の乱で武勇を示し、朝廷の軍事・警察権力を掌握。武士として初めて、朝廷の最高位である太政大臣にまで上り詰める。そして、自らの権力を維持すべく、婚姻政策により、皇族とのつながりを強めていった。
絶大な権力を手にした清盛はわが世の春を謳歌するが、その後、朝廷の最高実力者である後白河法皇と対立。自らの孫を安徳天皇として即位させると、都を日宋貿易の拠点として築いた福原に移し、新たな政治を主導しようとの野望を抱く。しかし、反平家勢力が諸国の源氏と共に次々と挙兵すると、清盛は折角、築いた福原の地を捨て、京都に戻らざるを得なくなった。清盛はなぜ、福原遷都の夢を絶たれてしまったのか?
理想の世を実現すべく進めていた福原遷都を断念し、京に戻った清盛は、源氏との戦いの勝利を目指し、動き出す。ところが、様々な策を巡らせていたその最中、病に見舞われ、あっけなくこの世を去ってしまう。自らの死を悟った清盛は病床でこう呟いたという。「葬儀などは無用。頼朝の首を墓前に供えよ」。清盛の死から4年、栄華を誇った平家は滅亡してしまう。清盛が歴史に残したものとは何だったのか?
『偉人・敗北からの教訓・こぼれ噺』
BS11公式YouTubeにて、毎週火曜日に配信中!
伊東潤先生への疑問・質問を大募集!
視聴者の皆様から寄せられた歴史にまつわる疑問・質問に、伊東先生がお答えします。
【再放送】
第15回「坂本龍馬・危険人物と見なされた理由」
(2月19日 水曜日 よる8時00分放送)
番組紹介
偉人たちの「敗北」「失敗」から、
学ぶべき教訓を探る!
偉人たちがおかした「歴史的な大失敗」から、その背景、要因、影響などを読み解き、
偉人の人物像を浮き彫りにするとともに、今を生きる私たちの教訓としていく歴史情報番組。

出演者・スタッフ


進行・中西悠理(キャスター)
関西学院大学卒業。元岡山放送アナウンサー。
子供の頃から歴史漫画を読むことと戦国武将の絵を描くことが趣味で、前身番組の「偉人・素顔の履歴書」の番組MCを務めたことをきっかけに、改めて歴史の面白さを実感。
実生活では、頑固な性格(笑)が禍して失敗してしまうことが多いため、「自分に似た偉人を探してしっかり勉強したい」。好きな武将は、黒田官兵衛。
過去のラインアップ
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解説・伊東潤(歴史作家)
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。外資系企業に勤務後、経営コンサルタントを経て
2007年、『武田家滅亡』(KADOKAWA)でデビュー。『国を蹴った男』(講談社)で「第34回吉川英治文学新人賞」を、『巨鯨の海』(光文社)で「第4回山田風太郎賞」と「第1回高校生直木賞」を、『峠越え』(講談社)で「第20回中山義秀文学賞」を受賞。そのほかにも文学賞多数受賞。最新作に『浪華燃ゆ』(講談社)がある。