お知らせ
- 放送終了後、「TVer」にて1週間限定で見逃し配信中! 過去の放送回は「BS11+」で配信中!
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『偉人・敗北からの教訓・こぼれ噺』を「BS11+」で配信中!
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次回以降の内容
第63回「徳川慶喜・戦線離脱した最後の将軍」(10月12日放送)
江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜の敗北から明日を生きるための教訓を探る。1837年、徳川御三家の水戸藩主・徳川斉昭の七男として生まれた慶喜は尊王思想の水戸学を徹底的に叩き込まれた後、 一橋家の養子となり、家督を継承。桜田門外の変で幕府の大老・井伊直弼が暗殺されると、将軍後見職として幕府の立て直しに奔走する。やがて、京都で尊王攘夷運動が活発化すると、長州藩を中心とする過激な志士たちの一掃を図る。
十四代将軍・徳川家茂が亡くなり、十五代将軍に就任した慶喜は1867年に大政奉還を実施。しかし、その後、王政復古の大号令が発せられ、徳川家を排除した新政府が樹立してしまう。旧幕府軍は鳥羽・伏見の戦いで新政府軍と争うが、すぐに劣勢に立たされる。すると、総大将の慶喜はあろうことか兵たちを見捨て、大坂から江戸へ脱出してしまった。慶喜は幕府の存亡をかけた戦いで、なぜ戦うことなく逃亡したのか?
江戸に戻った慶喜は勝海舟らにその後の対応を任せ、江戸無血開城後、静岡で謹慎生活を送ることに。そして、写真や絵画、刺繍、自転車、釣りなど、様々な趣味に没頭する。謹慎が解かれた後も、そのまま静岡に住み続け、公職に復帰することは生涯なかった。幕末、国政の最高責任者となった慶喜はなぜ政界から完全に身を引いたのか?そして、どんな思いで明治の新時代を過ごしたのか?
『偉人・敗北からの教訓・こぼれ噺』
BS11公式YouTubeにて、毎週火曜日に配信中!
伊東潤先生への疑問・質問を大募集!
視聴者の皆様から寄せられた歴史にまつわる疑問・質問に、伊東先生がお答えします。
番組紹介
偉人たちの「敗北」「失敗」から、
学ぶべき教訓を探る!
偉人たちがおかした「歴史的な大失敗」から、その背景、要因、影響などを読み解き、
偉人の人物像を浮き彫りにするとともに、今を生きる私たちの教訓としていく歴史情報番組。
出演者・スタッフ
進行・中西悠理(キャスター)
関西学院大学卒業。元岡山放送アナウンサー。
子供の頃から歴史漫画を読むことと戦国武将の絵を描くことが趣味で、前身番組の「偉人・素顔の履歴書」の番組MCを務めたことをきっかけに、改めて歴史の面白さを実感。
実生活では、頑固な性格(笑)が禍して失敗してしまうことが多いため、「自分に似た偉人を探してしっかり勉強したい」。好きな武将は、黒田官兵衛。
過去のラインアップ
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解説・伊東潤(歴史作家)
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。外資系企業に勤務後、経営コンサルタントを経て
2007年、『武田家滅亡』(KADOKAWA)でデビュー。『国を蹴った男』(講談社)で「第34回吉川英治文学新人賞」を、『巨鯨の海』(光文社)で「第4回山田風太郎賞」と「第1回高校生直木賞」を、『峠越え』(講談社)で「第20回中山義秀文学賞」を受賞。そのほかにも文学賞多数受賞。最新作に『浪華燃ゆ』(講談社)がある。