お知らせ
- 放送終了後、「TVer」にて1週間限定で見逃し配信中! 過去の放送回は「BS11+」で配信中!
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『偉人・敗北からの教訓・こぼれ噺』を「BS11+」で配信中!
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次回以降の内容
第59回「細川ガラシャ・キリスト教に殉じた謀叛人の娘」(9月14日放送)
戦国大名の妻、そして、敬虔なキリシタンとして生き抜いた細川ガラシャの敗北から現代に通じる教訓を探る。1563年、明智光秀の娘として生まれたガラシャは16歳の時に父・光秀の主君である織田信長の勧めにより、織田家臣である細川藤孝の嫡男・細川忠興と結婚。すぐに子宝に恵まれるが、4年後、父・光秀が本能寺の変を起こし、運命が一変する。謀叛人の娘となったガラシャは鄙びた山里に隠棲させられてしまう。
その後、大坂の細川屋敷で暮らし始めるが、外出を禁じられ、鬱々とした日々を過ごすことに。そんな中、キリスト教と出会い、洗礼を受ける。夫の主君・豊臣秀吉が亡くなると、忠興は徳川家康に与し、会津攻めに向かった。その最中、石田三成らが挙兵し、ガラシャが住む屋敷が包囲されてしまう。その時、ガラシャは人質になるのを頑なに拒み、命を絶った。ガラシャはなぜ、生き延びる選択をしなかったのか?
ガラシャの信仰と非業の死はイエズス会の宣教師によってヨーロッパに伝えられた。17世紀末にはガラシャをヒロインとするオペラがウィーンの劇場で上演され、好評を博したという。ガラシャが新婚時代を過ごした京都府長岡京市では毎年11月、ガラシャの輿入れを再現した祭りが開かれ、地元の名物となっている。もし、ガラシャが自害せず、生き延びていたら、どんな人生を歩んだのか?
『偉人・敗北からの教訓・こぼれ噺』
BS11公式YouTubeにて、毎週火曜日に配信中!
伊東潤先生への疑問・質問を大募集!
視聴者の皆様から寄せられた歴史にまつわる疑問・質問に、伊東先生がお答えします。
番組紹介
偉人たちの「敗北」「失敗」から、
学ぶべき教訓を探る!
偉人たちがおかした「歴史的な大失敗」から、その背景、要因、影響などを読み解き、
偉人の人物像を浮き彫りにするとともに、今を生きる私たちの教訓としていく歴史情報番組。
出演者・スタッフ
進行・中西悠理(キャスター)
関西学院大学卒業。元岡山放送アナウンサー。
子供の頃から歴史漫画を読むことと戦国武将の絵を描くことが趣味で、前身番組の「偉人・素顔の履歴書」の番組MCを務めたことをきっかけに、改めて歴史の面白さを実感。
実生活では、頑固な性格(笑)が禍して失敗してしまうことが多いため、「自分に似た偉人を探してしっかり勉強したい」。好きな武将は、黒田官兵衛。
過去のラインアップ
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解説・伊東潤(歴史作家)
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。外資系企業に勤務後、経営コンサルタントを経て
2007年、『武田家滅亡』(KADOKAWA)でデビュー。『国を蹴った男』(講談社)で「第34回吉川英治文学新人賞」を、『巨鯨の海』(光文社)で「第4回山田風太郎賞」と「第1回高校生直木賞」を、『峠越え』(講談社)で「第20回中山義秀文学賞」を受賞。そのほかにも文学賞多数受賞。最新作に『浪華燃ゆ』(講談社)がある。