次回以降の内容
第161回「九戸政実・秀吉の天下統一に最後まで抗った陸奥の勇将」(10月19日放送)
天下人・秀吉の国内最後の敵となった勇将・九戸政実の敗北から明日を生きるための教訓を探る!1536年、陸奥国の北部、現在の岩手県に生まれた政実は名門・南部氏に連なる一族であり、南部本家の合戦の勝利に貢献し、名声を高めた。1582年に南部晴政が亡くなり、南部信直が家督を継ぐと、求心力が低下。これに苦慮した信直は秀吉に接近して豊臣政権の一員となり、1590年、九戸領を含む広大な領地を安堵された。
小田原攻めを終えた秀吉は奥州仕置に乗り出すが、これに猛反発した政実は1591年、自治権を奪われた奥州の領主たちを束ね、5000の兵を率いて蜂起した。すると、秀吉は6万の大軍を派遣、政実は九戸城に籠って奮戦するが、防戦一方となり、城兵の助命を条件に降伏した。しかし、その約束は守られず、城兵たちはなで斬りにされ、政実は処刑されてしまった。政実はなぜ、天下人・秀吉に無謀な戦いを挑んだのか?
敗北を覚悟し、寡兵で反乱を起こした政実は後世、時勢が読めずに無鉄砲な行動を起こした人物だと評価されることもある。しかし、政実は没後430年以上経た今も、地元の人々に慕われている。1995年には、岩手県九戸村にある九戸神社の近くに、政実を祭神として祀る政實神社が新たに創建された。政実の末裔は政実の行動や生き方をどんな思いで見つめているのか?政実の敗北から学ぶ教訓は...「固定観念は身を滅ぼす」!
『偉人・敗北からの教訓・こぼれ噺』
BS11公式YouTubeにて、毎週土曜日に配信中!
伊東潤先生への疑問・質問を大募集!
視聴者の皆様から寄せられた歴史にまつわる疑問・質問に、伊東先生がお答えします。
番組紹介
偉人たちの「敗北」「失敗」から、
学ぶべき教訓を探る!
偉人たちがおかした「歴史的な大失敗」から、その背景、要因、影響などを読み解き、
偉人の人物像を浮き彫りにするとともに、今を生きる私たちの教訓としていく歴史情報番組。
出演者・スタッフ
進行・中西悠理(キャスター)
関西学院大学卒業。元岡山放送アナウンサー。
子供の頃から歴史漫画を読むことと戦国武将の絵を描くことが趣味で、前身番組の「偉人・素顔の履歴書」の番組MCを務めたことをきっかけに、改めて歴史の面白さを実感。
実生活では、頑固な性格(笑)が禍して失敗してしまうことが多いため、「自分に似た偉人を探してしっかり勉強したい」。好きな武将は、黒田官兵衛。
過去のラインアップ
※タイトルをクリックすると内容が開きます。
番組書籍
『偉人・敗北からの教訓』が初の書籍化!
偉人・敗北からの教訓
『偉人・敗北からの教訓』が初の書籍化!
偉人・敗北からの教訓
番組ナビゲーター"伊東潤"がしたためた原稿から、
番組でご紹介した偉人にまつわる解説を、放送未公開内容も含めて全公開します。
- 著者
- 伊東 潤
- 監修
- BS11(日本BS放送株式会社)
- 出版年月日
- 2026年8月31日
- ISBN
- 9784800594723
- 判型・ページ数
- A5・312ページ
- 定価
- 1,980円(税込)
- 出版元
- 日本能率協会マネジメントセンター
お求めは全国の書店、Amazon他ネットショップにて!
【書籍概要】
古代から明治までの日本史に深くかかわった人物や事件の人気回について、歴史作家・伊東潤が語った解説・分析・考察など、番組未放映部分も余さず収録して再編。
一般的には勝者に見える偉人や悪の権化として扱われた偉人まで、彼らの意外な素顔や実情に基づく言動・振る舞い、そして「敗北」を大解剖。現代を生きる私たちのビジネス・ライフスタイル・人間関係などへの教訓が学べる、歴史や偉人ファンをはじめ、生き方に悩む人々の支えになる一冊。
【目次】
第一章 聖徳太子
第二章 藤原道長・頼通
第三章 平清盛
第四章 源頼朝
第五章 鎌倉幕府滅亡
第六章 楠木正成
第七章 応仁の乱
第八章 織田信長
第九章 豊臣秀吉
第十章 徳川家康
第十一章 田沼意次
第十二章 小栗忠順
第十三章 坂本龍馬
第十四章 徳川慶喜
第十五章 西郷隆盛
第十六章 大久保利通












解説・伊東潤(歴史作家)
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。外資系企業に勤務後、経営コンサルタントを経て
2007年、『武田家滅亡』(KADOKAWA)でデビュー。『国を蹴った男』(講談社)で「第34回吉川英治文学新人賞」を、『巨鯨の海』(光文社)で「第4回山田風太郎賞」と「第1回高校生直木賞」を、『峠越え』(講談社)で「第20回中山義秀文学賞」を受賞。そのほかにも文学賞多数受賞。最新作に『浪華燃ゆ』(講談社)がある。