次回以降の内容
第159回「織田有楽斎・和平交渉に長けた大名茶人の苦渋の決断」(10月5日放送)
信長の13歳下の弟で大名茶人としても知られる織田有楽斎の敗北から明日を生きるための教訓を探る!1547年、織田信秀の十一男として尾張に生まれたと伝えられる有楽斎は1582年、信長の嫡男・信忠を支え、甲州攻めに従軍するが、その直後に本能寺の変が勃発。信長と信忠の死後、京都を脱出した有楽斎は信長の次男・信雄を支え、信雄と羽柴秀吉、秀吉と徳川家康の和睦交渉を担い、調停人としての力を発揮した。
千利休に師事し、茶の湯にのめり込んだ有楽斎は姪の淀殿を後見し、豊臣政権下で独自の立場を得る。関ヶ原の戦いでは東軍に加担するが、戦後、豊臣家と徳川家の架け橋となるべく奔走した。1614年、大坂冬の陣が勃発すると、有楽斎は両家を停戦に持ち込むが、最後は淀殿を説得しきれず、大坂城を後にした。そして、その後の夏の陣で豊臣家は滅亡してしまう。戦を嫌った和平交渉の達人はなぜ、淀殿を守り切れなかったのか?
大坂夏の陣の後、政治の表舞台から姿を消した有楽斎は京都・建仁寺の塔頭である正伝永源院に隠遁、明るい光が差し込む開放的な茶室を造り、一茶人として晩年を過ごす。そして1621年、75歳で波乱に満ちた生涯を閉じた。「逃げの有楽」との汚名を着せられながら、自己を貫いた有楽斎の生き方は命を投げ打つ戦国の世に一石を投じたのかもしれない。有楽斎の敗北から学ぶ教訓は...「過去は変えられないので未来を考えよ」!
『偉人・敗北からの教訓・こぼれ噺』
BS11公式YouTubeにて、毎週土曜日に配信中!
伊東潤先生への疑問・質問を大募集!
視聴者の皆様から寄せられた歴史にまつわる疑問・質問に、伊東先生がお答えします。
番組紹介
偉人たちの「敗北」「失敗」から、
学ぶべき教訓を探る!
偉人たちがおかした「歴史的な大失敗」から、その背景、要因、影響などを読み解き、
偉人の人物像を浮き彫りにするとともに、今を生きる私たちの教訓としていく歴史情報番組。
出演者・スタッフ
進行・中西悠理(キャスター)
関西学院大学卒業。元岡山放送アナウンサー。
子供の頃から歴史漫画を読むことと戦国武将の絵を描くことが趣味で、前身番組の「偉人・素顔の履歴書」の番組MCを務めたことをきっかけに、改めて歴史の面白さを実感。
実生活では、頑固な性格(笑)が禍して失敗してしまうことが多いため、「自分に似た偉人を探してしっかり勉強したい」。好きな武将は、黒田官兵衛。
過去のラインアップ
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番組書籍
『偉人・敗北からの教訓』が初の書籍化!
偉人・敗北からの教訓
『偉人・敗北からの教訓』が初の書籍化!
偉人・敗北からの教訓
番組ナビゲーター"伊東潤"がしたためた原稿から、
番組でご紹介した偉人にまつわる解説を、放送未公開内容も含めて全公開します。
- 著者
- 伊東 潤
- 監修
- BS11(日本BS放送株式会社)
- 出版年月日
- 2026年8月31日
- ISBN
- 9784800594723
- 判型・ページ数
- A5・312ページ
- 定価
- 1,980円(税込)
- 出版元
- 日本能率協会マネジメントセンター
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【書籍概要】
古代から明治までの日本史に深くかかわった人物や事件の人気回について、歴史作家・伊東潤が語った解説・分析・考察など、番組未放映部分も余さず収録して再編。
一般的には勝者に見える偉人や悪の権化として扱われた偉人まで、彼らの意外な素顔や実情に基づく言動・振る舞い、そして「敗北」を大解剖。現代を生きる私たちのビジネス・ライフスタイル・人間関係などへの教訓が学べる、歴史や偉人ファンをはじめ、生き方に悩む人々の支えになる一冊。
【目次】
第一章 聖徳太子
第二章 藤原道長・頼通
第三章 平清盛
第四章 源頼朝
第五章 鎌倉幕府滅亡
第六章 楠木正成
第七章 応仁の乱
第八章 織田信長
第九章 豊臣秀吉
第十章 徳川家康
第十一章 田沼意次
第十二章 小栗忠順
第十三章 坂本龍馬
第十四章 徳川慶喜
第十五章 西郷隆盛
第十六章 大久保利通












解説・伊東潤(歴史作家)
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。外資系企業に勤務後、経営コンサルタントを経て
2007年、『武田家滅亡』(KADOKAWA)でデビュー。『国を蹴った男』(講談社)で「第34回吉川英治文学新人賞」を、『巨鯨の海』(光文社)で「第4回山田風太郎賞」と「第1回高校生直木賞」を、『峠越え』(講談社)で「第20回中山義秀文学賞」を受賞。そのほかにも文学賞多数受賞。最新作に『浪華燃ゆ』(講談社)がある。