お知らせ
- 2022.7.6
- 2022年7月放送の第98回より、字幕放送に対応しました。
次回以降の内容
第124回「師走の浅草で絶賛の創作料理を堪能」(12月8日放送)
東京を代表する人気観光地・浅草。その中でも1400年近い歴史を持つ都内最古の寺院・浅草寺はランドマーク的な存在です。 周辺は昔ながらの下町の雰囲気や江戸の粋を感じられ、一年を通して多くの観光客で賑わいます。 一方太田さんは、最新技術に支えられた新しい街のシンボル・東京スカイツリーからスタート。 新しい魅力と下町情緒を感じさせる浅草を堪能します。
浅草はかつて、日本のブロードウェイと呼ばれた華やかな街。浅草寺境内にある「喜劇人の碑」は、笑いと喜びを与えてくれた喜劇人たちに感謝の意を表し、昭和57年に建立されました。題字は森繁久彌、碑裏面には喜劇人の名前が刻まれています。
浅草寺の裏手に「観音裏」と呼ばれるディープな浅草があります。 地元民が通う酒場にその名店はありました。「ぬる燗」、選りすぐりの日本酒と気の利いた酒肴で評判の居酒屋です。まずは店主の近藤さんおすすめ、多満自慢 熱燗純米から。お通しは、魚のすり身を使った温かいしんじょう。さらに絶品のかつお刺しに蒸し牡蠣オイスターオイル漬け。そのどれもが膝を打ちたくなるような肴に仕上がっています。今年の締めくくりに太田さんも大いに酔いしれました。
浅草に遊び、浅草で飲む。街への愛情と誇りを胸に、観音裏に佇む名居酒屋をご紹介します。




【アンコール放送】
第73回「『居酒屋遺産』探訪!歴史ある名店:東京根岸・仙台・名古屋」(12月3日放送)
これまで数えきれぬほどの居酒屋を巡ってきた、居酒屋探訪家の太田和彦さん。今回も前回に引き続き、「居酒屋遺産探訪」と題して、その建物や店内の造作を含めて、歴史ある名店の魅力をお伝えします。太田さんが提唱する『居酒屋遺産』の基準とは、創業が古く店が往時のままであること...。親子代々店を継承していること...。そして、庶民のための居酒屋であること...。
今回ご紹介するのは、創業は江戸時代の安政3年。160年を超える歴史を持つ、東京・根岸の『鍵屋』。永井荷風も愛した、名店中の名店です。住宅地の一角に、異彩を放つ黒板塀...。現在の建物は大正元年、踊りのお師匠さんが建てた家を居酒屋として改築したものだといいます。店内も、格天井、板壁、分厚い木のカウンター、石畳の床...。すべてが剛直な造りで展開されています。
ご主人は7代目。太田さんが「酒」と言うだけで『櫻正宗』が用意されます。使いこんだ銅の燗付け器での流れるような手順に、居酒屋遺産たりえる貫禄が覗きます。太田さんが注文したのは「鰻のくりから焼き」「たたみいわし」「大根おろし」「合鴨塩焼き」...。肴の一つ一つにも、江戸っ子の粋がありました。そんな『鍵屋』の始まりは、酒屋。創業当時の建物は歴史的建造物として、屋外博物館の江戸東京たてもの園に、そっくり保存されています。
その他にも、太田さんが「居酒屋遺産」と推す仙台の『源氏』、名古屋の『大甚本店』もご紹介!ニッポンの宝「居酒屋遺産」の名店の姿を、たっぷりと!

番組紹介
太田和彦が、昼は地方を中心に古き良き街並みや古刹を散策。
夜は地域に根付いた“上質な居酒屋”を厳選して訪問し、店主こだわりの料理や銘酒をじっくりお見せします!
さらに、太田流の酒飲みの作法や、杯・器のウンチクもご紹介。
夕暮れ時に居酒屋の暖簾をくぐり、銘酒と肴をゆっくり愉しむ・・・
主人やおかみと二言三言。ふらりと入った料理屋が、旅一番の思い出となる。
「ああ・・・そんな居酒屋に行きたい・・・」と思わせます!
出演者・スタッフ
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
ナレーション:目黒光祐
過去のラインアップ
※タイトルをクリックすると内容が開きます。
番組関連書籍

書籍版「太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選 名酒放浪編」 絶賛発売中!
・発売日:2020年9月17日・出版社:光文社
・販売価格:1,300円(税抜)
太田和彦のぶらり旅 大好きです
旅行に行った時に先生が訪れたお店で飲む
聖地巡礼が近年私の趣味です
いつか関西地区でも
サイン会お願いします