お知らせ
- 2022.3.21
- 番組初のオンラインイベント「全国の酒蔵応援!居酒屋探訪家・太田和彦さんとおうちで乾杯!」は、大好評につき終了しました。次回をお楽しみに!
次回以降の内容
第97回「水郷の町!千葉・佐原で地酒を堪能」(6月1日放送)
今回の舞台は、アヤメが目に鮮やかな水郷の町、千葉県佐原(さわら)。「お江戸見たけりゃ佐原へござれ、佐原本町 江戸まさり」と唄われた商家町でもあります。江戸中期から息づく老舗の味と初めての地酒を堪能。路地裏の名居酒屋もご紹介します。
まずは佐原の中心を流れる小野川の舟めぐりから。江戸の風情ある佇まいを感じることができます。町を歩くとそこには古民家をリノベーションしたホテル棟 「佐原商家町ホテルNIPPONIA」の看板が。中に入ると、日常を忘れさせてくれるような贅沢な空間が広がり、太田さんの喜びもひとしおでした。
お腹も空いてきました。まず訪ねたお店が、創業1831年の 「うなぎ 長谷川」。うなぎが大好物の太田さんは、迷いなく特上のうな重を注文。幕末から続く老舗の味に大満足。あっという間に完食しました。
続いて訪れたのは、路地裏の名店と言われる「助六」。縄のれんの懐かしい佇まいに期待が高まります。
佐原では焼鳥と言えば、もつ焼きも意味するのだそう。女将ご推薦のすい臓の串焼きとハラミを注文。お酒は地元で愛される「糀善(こうぜん)」の燗酒。裏表のない一本気な飲み口が気に入ったようです。新鮮なレバーに裏メニューのコブクロ漬けはこれまた絶品。「旅の醍醐味は路地裏のちっちゃな店だな」と感じ入った太田さんでした。
情緒漂う小江戸・佐原。古きよき日本の原風景がいまに息づいていることに、心から感動を得ることができた旅だったと太田さんは言います。時代を越えて受け継がれ、地域に愛される極上の味をお楽しみください。
第72回「『居酒屋遺産』探訪!歴史ある名店:東京・八重洲&神田!」(6月15日放送)
これまで数えきれぬほどの居酒屋を巡ってきた、居酒屋探訪家の太田和彦さん。今回は「居酒屋遺産探訪」と題して、その建物や店内の造作を含めて、歴史ある名店の魅力をお伝えします。 太田さんが提唱する『居酒屋遺産』の基準とは、創業が古く店が往時のままであること...。親子代々店を継承していること...。そして、庶民のための居酒屋であること...。
まずご紹介するのは、昭和14年創業、東京・八重洲の『ふくべ』。 店の天井は舟底天井で、味わいのある壁や床も時の流れを感じさせます。現在は三代目のご主人が、ふくべ伝統の燗付けを正しく受け継いでいました。気取らない料理の数々も、創業当時からほとんど変わっていません。店の名物である「刺身はんぺん」「塩らっきょう」「くさや」を肴に、太田さんも酒が進みます!
京都にも、居酒屋遺産たりえる店がありました。創業80年を優に超える老舗の『神馬』です。 料理は、選び抜いた素材にほんのひと手間加えた品ばかり。そして、ここでしか飲めないという日本酒6種類をブレンドした清酒と、「鯖のきずし」に、太田さんも感動です!
東京・神田の街にも、これぞ居酒屋遺産という店」が...。なんと創業明治38年の『みますや』です。 現在の建物は、昭和3年に建てられたもの。戦時中の看板や、かつて使っていた天秤棒などが残り、店の歴史を伝えています。お客のほとんどが注文するという「こはだ酢」や、店の名物「ドジョウの丸煮」で、歴史を感じながら味わう酒は格別です!
時の流れに鍛えられ、えも言われぬ佇まいを持つ「居酒屋遺産」の名店をご紹介します。

書籍版「太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選 名酒放浪編」
絶賛発売中!
・発売日:2020年9月17日
・出版社:光文社
・販売価格:1,300円(税抜)
番組紹介
太田和彦が、昼は地方を中心に古き良き街並みや古刹を散策。
夜は地域に根付いた“上質な居酒屋”を厳選して訪問し、店主こだわりの料理や銘酒をじっくりお見せします!
さらに、太田流の酒飲みの作法や、杯・器のウンチクもご紹介。
夕暮れ時に居酒屋の暖簾をくぐり、銘酒と肴をゆっくり愉しむ・・・
主人やおかみと二言三言。ふらりと入った料理屋が、旅一番の思い出となる。
「ああ・・・そんな居酒屋に行きたい・・・」と思わせます!
出演者・スタッフ
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
ナレーション:目黒光祐
過去のラインアップ
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いつも楽しく拝見しています。
ひとりキャンプの極意で、紹介していた「リンさん漬け」、わたしも作ってみたところ、めちゃ旨かったです!特に1日置いた方が、味が滲みてより旨かったです!ビールにも、日本酒にも、おすすめです!