島倉千代子特集。小学生の頃TVでよく耳にした「愛のさざなみ」、意味はよく分からないものの、小さくふるえる可愛い声が心地よかった記憶があります。「くり返す…さざ波のように」の部分が特に好きでした。高校を卒業してからは歌謡曲を聴かなくなったので、「人生いろいろ」も、きちんと聴いたのは今回が初めて。いい歌ですね。逆境を乗り越えてきての未来への希望。ひとりの人生もいろいろ。人によって人生もいろいろ。与えられた運命を生きるしかない。息絶え絶えの白鳥の歌、「からたちの小径」は壮絶でした。まさに、涙がぽろぽろり…島倉さんが八代さんをハグして甘えていたという逸話、以前に聞いた藤圭子さんの話と合わせて、八代さんの人柄を物語っていますね。同性からも愛される素敵な女性ですね。コロッケさんのものまねは、やはり天下一品。真似ていた八代さんの顎の動き、あの動きから八代さん独特のヴィブラートが生まれるのでしょうか。

前略、第45回では、いつか聞いたおぼえのある北島三郎の歌を思い出しました。
「旅笠道中」や「函館の女」は、当時いつもラジオから流れていて、記憶に残っています。
「なみだ船」の歌詞では、「涙の終りの　ひと滴（しずく）　ゴムのかっぱに　しみとおる　どうせおいらは　ヤン衆かもめ」が、ひさめが染み透るように聞こえました。
また、この歌で、「やん衆」がニシン漁の男たちのことと知りました。
「風雪ながれ旅」の歌詞では、「鍋のコゲ飯　袂（たもと）で隠し　抜けてきたのか　親の目を」が印象に残りました。
「与作」、「まつり」もいい歌です。
次回も楽しみにしています。以上

コンサート後編。始めて聞くモンゴル独特の歌唱法ホーメィや馬頭琴、口琴等の楽器、新鮮な響きで感動でした。「鉄の口琴」「チンギスハーン賛歌」の音・歌に込められた素朴な、あるいは崇高な思想、もっと聞きたかったです。歌舞団とコラボした「花水仙」もよかった。「MU-JO」もいいですね。好きになりました。「だけどそれもいつしか終わる」無常、真実ですね。それでも「人生は捨てたものじゃない」も、また、真実。八代さんの歌も人生の段階に応じて、メッセージを変化させていて、すばらしい。クラブシンガー時代から貫かれている、辛い人に「寄り添う心の代弁」者としての歌手。そして意欲的な様々な支援活動、心から尊敬します。歌手（+演奏者）と観客が一期一会の時と空間を共有して、一緒に作り上げるコンサート。今年も八代さんのコンサートを楽しみにしています。今回放送のコンサートがカットなしでCD化されるといいのになあ……

前略、2月6日（木）放送、第44回の感想です。
MCの歌唱による「この世の花」を聴いて、うっとりしました。
ラジオから流れてくる島倉千代子を聞いて育った世代です。中学校の頃、休み時間に友達と面白がって震える声を出して物まねしていた事を思い出すことが出来ました。
コロッケによる「人生いろいろ」の物まねに爆笑しました。
市川由紀乃の小学校時代の写真を見て、MCとの接点があったことを知りました。
次回も楽しみにしています。以上